タイトル「今月の聖句」

〜2005年9月の推薦聖句〜


目をまっすぐ前に注げ。あなたに対しているものにまなざしを正しく向けよ。

箴言四章25節

 
【解説】

物事や対象にまっすぐに向き合うことは、当たり前のことのようでなかなかそうはいかないのが私たちである。俗にいう「脇目もふらず」というほどにまなざしを集中して、相手や対象や前方に注げるときは、実に少ない。目移りや目をそむけることのほうが多い。本当に正しくまっすぐなまなざしを向けるためには、心の落ち着きが必要だ。何がなくてならぬものかを深く知っていることが必要だ。上記の聖句は旧約の知恵の書、箴言の一節。
実に味わい深い言葉だ。 ここに「あなたに対しているものに」とある。目をまっすぐに注ぐためには、まず、あなた自身にまっすぐに目を向けて、対座している方を知れということだ。そのまなざしの中で、人は安んじて、前に向かって目を注ぐことができる。それはどんな方か。
聖書に表された主なる神である 。アウグスチヌスはこう言う。「あなたは、実に、ただ一人だけを見守るかのようにして、私たちを、一人一人見守り、また一人一人を見守るかのようにして、すべてのひとびとを見守りたもうのである。」(「告白」)と。このようにして、私たちに目を注ぐ方の見守りの中でしか、私たちは本当に正しく、まっすぐに、まなざしを集中することはできない。それならばまず、この方を発見し、日ごとに新しく、そのまなざしを感じることなしに、他のものに対することはむずかしいのではないか。そのような目を養う ことこそ、教会で守られている礼拝という場である。

解説文:牧師 橋爪忠夫


「今月の聖句」では、毎月一つずつ、聖書の中から皆様にお勧めの聖句をご紹介します。今月の「推薦聖句」は、当教会の橋爪牧師よりご推薦いただいた聖書箇所をご紹介します。
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【リンク】

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