今月の聖句
わたしたちは肉において歩んでいますが、肉に従って戦うのではありません。わたしたちの戦いの武器は肉のものではなく、神に由来する力であって要塞も破壊するに足ります。
コリントの信徒への手紙二 10章3節から4節
【解説】
使徒パウロは、一面、戦いの人でした。しかもその戦いは、「肉に従う」戦いではなく、神の力により神のために要塞をも破壊するほどの威力を身に帯びて戦う戦いでした。この世の肉に従う戦い、つまり人の繰り広げる様々な戦いも決して一概に否定できません。それは生活のため、安全のため、また私たちの考える平和のためです。しかしそれらがすべてではありません。もっと大きな、高貴な戦いがあります。それは神の力によって神のために戦うことです。そのために神はひとり子イエス・キリストを世に遣わされました。世の救いのための戦いです。それはキリストが言われるように、勇敢な羊飼いが羊のためにみせるような戦いです。彼は「羊のために命を捨てる」(ヨハネ福音書10章15節)ことも辞しません。 そう、命を捨てても惜しくないほどの戦いに胸を躍らせてみませんか。
解説文:牧師 橋爪忠夫