求道者会

キリスト教信仰についてわかりやすく解説し、また質問等にも時間をかけ丁寧にお答えできる会です。

1回完結型の講義ですので、気負いなく参加していただけます。

今年度は、「日本基督教団信仰告白を学ぶ」(近藤勝彦著)をテキストにして、キリスト教信仰のWHAT,HOW,WHYを学びます。

礼拝後、牧師館1Fガリラヤで、開かれています。

担当:梅澤伝道師

「洗足教会70年史」より  求道者会の歩み

 聖日礼拝のあと、信徒は今しもいただいた恵みの御言に感謝しつつ、教会の様々な集まりに別れて行きますが、洗足教会には、その1つに、20年来、求道者会という 集まりがあります。

 洗足教会『50年史』によると、一般信徒の勉強会としては、1976年第2聖日 礼拝後に、カルヴァン『キリスト教綱要』の勉強会が設けられ、次いで1977年第 2聖日礼拝後に、信仰入門の会『ハイデルベルク信仰問答』の勉強が始まり、それぞ れほぼ40名〜50名の出席がありました。
 これとは別に教会への新来会者を対象にした求道者会は1980年ごろ、当時の伝 道委員会の責任で、同じ『ハイデルベルク信仰問答』をテキストにしながらも、出席 者の質疑に丁寧に答えることを方針として毎週礼拝後開くことになったのです。この 会は伝道委員長の明石春夫長老が講師となり、新来会者を連れて来た人、又は、伝道 委員、求道者係が1緒に出席するようにした甲斐があって、1983年度定期教会総 会議事録の教勢報告で「求道者会は年間平均出席率、1980年 6名、81年 9 名、82年(回数35回) 11名」の右肩上がりの結果を示し、更に、同じく教勢 概況説明の中で、「…毎月の神学研究会(カルヴァン『キリスト教綱要』)と信仰入 門の会『ハイデルベルク信仰問答』とは長年続いている洗足教会の特色ある勉強会で あるが、いずれも多くの出席者があり、しっかりした教会観の確立と信仰の充実のた めに大いに役立っている。もう1つ、毎週礼拝後に行われている求道者会があるが、 これは担当の明石長老の熱心な、よき指導によって出席者も増え、受洗への準備の会 としていよいよ充実したものとなっている。[北久保記]」とある。これらの報告は図 らずもこれら3つの勉強会それぞれの存在目的を明らかに示すとともに、当時の担当 諸兄姉の実り豊かな立派な働きを知らされて尊敬の思いを深くするものです。
 ところが、かねてから聖書神学校で研鑚中だった明石長老は、84年、69才にし て見事に業を卒えられ、4月、伊豆長岡教会へ赴任され、後を当時の桑原睦彦副牧師 が引き継がれましたが、10月、先生もまた松戸・小金教会の猶予を許さない強い招 聘希望を受けて慌ただしく赴任されることになり、結局同年9月30日より、図らず も私が引き継ぎ、97年7月、後を木ノ内先生にお願いするまで、この会の担当を続 けることになったのですが、その期間が13年にも及んでいたことに気付き改めてそ の重責を思い、とめどなく深い畏怖の念に駆られました。
ところで、期間中の(求道者会)について心覚えを2、3申し述べてみますと、
1、求道者会の例会は第1、3、5週目の聖日礼拝後、母子室に集まり、平均10名 前後の出席者により続けられた。
2、勉強会は、『日本キリスト教団信仰問答』という52頁のテキストが、ほぼ1回 1年半の速さで期間中、6回繰り返され、途中91年9月から95年7月の間はベテ ル聖書研究の様式に基づく旧新約聖書の概念を学びました。
3、この会は、新来の人達をスムーズに礼拝や交わりに加えることを本旨としていた ので、母子室の各テーブルを囲み、懇談会的に勉強を進めるように心がけた。時に、 日常生活とキリスト教徒の関連についてなどの発題を試み、活発な会話ムードを引き 出すことができた。(例、キリスト者らしく正しい生き方というのは物資や名誉に無 欲であれというのですか?)
4、『教団信仰問答』の第6回目に入ってからは、開会はいつも全員の(信仰告白) の祈りで始めることに決めたところ、97年7月20日の最終懇話会には予定通りほ ぼ、全員、全文の暗誦が出来た。更に当日のアンケートのうちの「信仰告白暗誦の効 用について」に対しては、プラスシンボルの回答を得た。その1例としては「説教を 聞き、聖書を読むとき信仰告白のなかのこの箇条について述べられているようだな、 という受け取り方をし始めている。」などである。

 私事ながら、私は1980年東神大夜間講座の入学試験で、聖句の所属する書名を 解答する問題にほとんど答えられず、試験官から「何よりもまず聖書をよく読む」こと を命ぜられて以来、聖書、讃美歌、そして信仰告白等の精読の貴重さが分かり始めた ところなので、その事をいささかでもお伝えして終わりたかったのでした。