クリスマスツリーの意味 

クリスマスツリーを飾る習慣は、ドイツで始まったと言われています。キリスト教の教えを見せる劇の中で、エデンの園のリンゴをつるした樅の木が使われました。

やがてこの木に命のパンがつるされ(命のパンはイエス・キリストを示す)これがクリスマスツリーの始まりだといわれています。

クリスマスツリーには、常緑樹を用います。冬の間も緑を保つ葉は、神から贈られた永遠の命を思い起こさせます。また、身近な緑によって、生けるイエスが私たちの家庭にいらっしゃることを示しています(ヨハネ9:5)。
樅の木の矢じりの形は、天国を指し示しています。
クリスマスツリーそのものも、ツリーにつるす飾りも全て本来イエス・キリストを指し示すものです。

星:ツリーの上の星は、ベツレヘムの星を思い起こさせます。(マタイ2:1〜10)
天使:天使たちはイエスの誕生を、マリア、ヨセフ、羊飼い達に告げ知らせました(ルカ1,2章)。
ベル:これも良き知らせを人々に告げるという意味があります。
ライト、キャンドル:イエスは自らを「世の光」(ヨハネ9:5)と呼び、私たちのことも「世の光」(マタイ4:4)と呼びました。
赤い装飾:赤は愛を象徴します。神はこの世を愛し、イエスを救い主として送られました。イエスは私たちを愛されたので、十字架の上で私たちのために命を献げられたのです(マルコ8:31)。
金の装飾:イエスは王の中の王(黙示録1:5)。
木の下の贈り物:贈り物は神の最大の贈り物であるイエス・キリストを、また、3人の賢者の贈り物を示します(ヨハネ3:16、マタイ2:1〜12)。